【法学検定試験】試験本番で合格点を10点以上超える点数で合格した勉強方法
こんにちは。
2017年12月3日に行われた法学検定試験のベーシックとスタンダードに、合格することができました。
本当はベーシックだけを受験する予定だったのですが、スタンダードの方も2018年に受験する予定だったので、2017年はお試しという感じで受けたら合格できました。
しかも、どちらのテストも合格点よりも10点以上の点数で合格することができました。というか結果をみると、だいぶ前から勉強を始めていて、さらに試験も簡単であるはずのベーシックよりも、スタンダードの方がいい点なんですよね。不思議です。
ということで今回は、法学検定試験に合格するために実践した勉強方法を紹介していきたいと思います。
法学検定試験とは
「法学検定試験」は、公益財団法人日弁連法務研究財団と公益社団法人商事法務研究会が共同で組織した法学検定試験委員会が実施している、法学に関する学力を客観的に評価する、わが国唯一の全国規模の検定試験です。
試験実施日・出願受付期間・受験資格
実施日:12月の最初の日曜日
申し込み期間:9月中旬~10月下旬
受験資格: 誰でも可
試験内容
ベーシックコース<基礎>
合計60問 法学入門10問・憲法15問・民法20問・刑法15問
試験時間120分
スタンダードコース<中級>
合計75問 法学一般10問・憲法15問・民法20問・刑法15問
①民事訴訟法②刑事訴訟法③商法④行政法⑤基本法総合 ①~⑤から1科目選択15問
試験時間150分
アドバンスコース<上級>
合計55問 法学基礎論10中5問選択・憲法10問・民法10問・刑法10問
①民事訴訟法②刑事訴訟法③商法④行政法⑤労働法⑥倒産法⑦経済法⑧知的財産法
①~⑧から2科目選択それぞれ10問
試験時間150分
今回合格したコース
法学検定試験ベーシック<基礎>コース
法学検定試験スタンダード<中級>コース
なので法学検定試験アドバンス<上級>コースではありません。
使用した問題集
- 2017年法学検定試験問題集ベーシック<基礎>
- 2017年法学検定試験問題集スタンダード<中級>
僕は2017年に受験したので2017年の問題集を買いましたが、今年受けるという人は2018年の問題集を選びましょう。
というか、基本的にこれしか法学検定試験に関する問題集がないと思います。本当にこの問題集で受かるのかという人がいるかもしれません。確かに、他の資格試験だとさまざまな問題集があると思います。
ですが、心配しなくても大丈夫です。
この問題集は法学検定試験を運営している側が出版しているのでこの問題集をやれば問題ありません。
勉強開始時期
僕はベーシックを元々受験するつもりだったので、夏休み前には問題集を買って少しずつ勉強を進めていました。ですが、スタンダードは申し込みをするときに受験しようと決めたので、試験日の2ヶ月前ぐらいに問題集を買ってそこから一気に勉強しました。
テストの結果を見ても、後から勉強を始めたスタンダードの方がいい点数を取れたことを考えると、
- ベーシックだけを受験する場合は1ヶ月半ぐらい前から勉強を始めれば大丈夫だと思います。
- スタンダードだけを受験する場合は2ヶ月ほど前から勉強を始めれば十分に間に合うと思います。
- スタンダードとベーシック両方を受験する場合は4ヶ月ぐらい前から勉強を始めることをオススメします。
ただし、この期間はこれから紹介する方法で勉強した場合の目安なので、独自の方法で勉強するという人は、もっと余裕をもって勉強をすることをオススメします。
実践した勉強方法
この記事のメインを書いていきたいと思います。
申し込みをする前のベーシックの問題集を勉強しているときは普通にやっていたのですが、スタンダードの問題集を買ったときに間に合わないと思い、あるやり方に変えました。
それは効率を最優先した勉強法です。
ですので好き嫌いが分かれるやり方になりますので、本当に受かるだけでいいという方だけ参考にしてみてください。
法学検定試験のベーシックとスタンダードは4択問題です。そして、法学検定試験問題集から問題がそのまま出る問題もあります。しかも、その問題をすべて解ければ合格できることになってます。つまり、問題集の問題をすべて解けるようになれば合格することができます。これを利用して問題集を勉強します。
どんな勉強方法かというと、問題集の4択問題の答えだけを覚えるという方法です。具体的に言うと、
- まず、問題文を読む。
- その後に答えを見る。
- 最後に問題文を読む。
- 次の問題に進む。
これの繰り返しです。
最初の1週目はあまり覚えられないかもしれませんが、何周もすれば覚えられるので大丈夫です。何周もしているとこんな感じになります。
- 問題文の最初の方だけを読む。
- その後に答えの最初と最後だけを見る。
- 次の問題に進む。
この段階まで来ると、1つの問題にかかる時間が5~10秒ぐらいになるので、1周するスピードがさらに速くなります。
この勉強法の注意点
この勉強法は効率を最優先した方法なので、内容をしっかりと理解しているかというと疑問が残ります。また、1周ですべて覚えられる人もいれば、何周しても覚えられない人もいるという個人差が大きく出るやり方なので、そこには十分に注意をしてください。
スタンダードの選択は基本法総合を選ぶ
理由は簡単です。効率重視だからです。
これは憲法・民法・刑法から問題が出ます。ですので、必須科目を勉強していれば、基本法総合も勉強していることになるからです。
終わりに
今回紹介した方法が誰かの役に立てたのならうれしいです。また、別の資格試験を受験したら記事にしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。